【帝釈天参道商店街】昼は風情、夜はときめき！柴又エリアで満たす一日～おすすめ３選～

ちょっと足を伸ばしてみませんか。映画の世界が息づき、下町の温もりと歴史がほどよく混ざり合う——それが東京・柴又。昔懐かしい景色も、物語を感じる名所も、この街にはぎゅっと詰まっています。ここからその魅力をやさしくお届けします。

昔ながらの下町情緒が息づく柴又には、映画『男はつらいよ』の世界が今もそっと残っています。駅に降り立つとまず目に映るのは、旅立つ前にふるさとを振り返る寅さんと、それをあたたかく見送るさくらの像。映画ファンならずとも心がほぐれるような、象徴的な光景が迎えてくれます。

2018年（平成30年）、葛飾柴又のまち並みは、東京都内で初めて国の重要文化的景観に選ばれました。駅前の像に見送られながら参道へと目を向けると、歴史ある寺院へ続く一本の道がまっすぐに伸びています。そう——ここが「帝釈天参道商店街」。

軒先からは草だんごや煎餅の香ばしい匂いが漂い、老舗の和菓子屋や茶屋が並ぶ光景には、昔ながらの下町の温もりが今もやさしく息づいています。。

古い町並みを眺めながらの食べ歩きは、この参道ならではの楽しみ。歩くほどに映画の面影と下町の温かさが重なり、小さな発見が心を満たしてくれます。柴又の“昔の良さ”を感じられる、何度でも訪れたくなる商店街です。

参道の先に姿を現すのが、堂々とした二天門を構える柴又帝釈天題経寺。寛永6年（1629年）に建立された歴史ある寺院で、正式には「経栄山題経寺」と称されます。帝釈天を祀ることから、古くから“柴又帝釈天”として地元に親しまれてきました。

映画『男はつらいよ』でもたびたび登場する場所で、住職役や寺男のシーンなど、作品の舞台として印象的に描かれています。境内の佇まいは荘厳でありながら温かく、門前に掲げられる大きな「庚申」の提灯が、厄よけと地域の祈りを静かに伝えてくれます。まさに柴又を象徴するランドマークの一つです。

たっぷり下町情緒に浸れる柴又では、昼間の明るい時間を歩くだけでも心がほどけていきます。歴史ある参道での食べ歩きや名所めぐりを満喫したら、夜はこの町が持つもう一つの魅力に触れてみませんか。夕暮れとともに灯る明かりに誘われて、ちょっと一杯、ゆったり語らえるスナックへ。

昼間たっぷり楽しんだ分、その余韻を話しながらもう少し寄り道したくなるのがこのエリアの不思議なところ。参道から少し歩く距離でも、「帰りは電車でゆっくり帰ろうか」「このまま夜も楽しみたいな」と気分がふわっと軽くなる。そんなワクワクの延長で行けちゃう魅力的なスナックを、これからご紹介します。

笑顔と歌声に満たされるアットホームな夜

【葛飾区金町】気軽に歌って盛り上がる、金町のにぎやかスナック「M」
住所	東京都葛飾区金町6-11-13　1F
交通	JR常磐線金町駅南出口から徒歩3分｜京成電鉄金町線京成金町駅から徒歩4分
営業時間	20:00～翌01:00
休業日	日曜
料金	セット料金　1時間飲み放題　3,300円｜割り物、アイス、カラオケ代込み ボトルキープ制　3,300円｜アイス、割り物別料金
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上質な黒が誘う大人のとっておき時間

【葛飾区金町】洗練された黒が奏でる店でゆったりと！「Love」
住所	東京都葛飾区東金町1-41-5カネソウニュービル3F
交通	JR常磐線 金町駅北口 徒歩3分｜京成金町線 京成金町駅徒歩4分
営業時間	19:00～最終
料金	セット料金19:00~20:59 　男性2,500円｜21:00～ラスト 3,500円｜女性料金 2,000円 ハウスボトル(焼酎・ウィスキー)｜アイス・ミネラル・チャーム 延長(30分)2,000円※別途TAX10%+8%
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手づくり料理で心ほどける癒しの一軒

【葛飾区金町】手作り惣菜と癒しの空間、地域密着スナック「ボケ」
住所	東京都葛飾区東金町3-32-6 黒田ビル 1F
交通	金町駅北口から徒歩約6分｜京成金町駅出口から徒歩約7分｜柴又駅出口から徒歩約25分
営業時間	20:00～翌01:00
休業日	祝日
料金	平均予算5,000円～
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