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スナック教科書

【第3回】スナックマニアが教える、自分にあったスナックの選び方5選― スナ女・五十嵐が語る、スナックの魅力と楽しみ方 ―

地域に溶け込むディープな体験ができるスナックにようこそ!

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【第1回】スナックとは?誕生から現在まで。そして実はコンビニより多いって本当?
【第2回】ディープな体験ができるスナックならではの魅力

この連載では、全国1,200軒以上のスナックを訪れてきたスナックマニア、“スナ女”五十嵐 真由子が、スナックの魅力と楽しみ方をお伝えしています。

スナックのさまざまな魅力を知って、「行ってみたい」と感じた方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、実際に扉を開けるとなると、最初の一歩には思っている以上の勇気が必要です。

それでもぜひ挑戦してみたいという方は、これから紹介する5つの具体的なポイントを参考にしてみてください。
“スナ女”としての実体験をもとにした選び方をたどれば、きっと自分に合ったスナックが見つかるはずです。

看板を見てママの世代・お店の傾向を想像する

スナック選びのコツは、扉を開ける前にどんなママがいるのかを推測し、イメージを膨らませることです。
そして最初に見るべき重要なポイントはお店の看板と名前です。

・英語系(AngelやSmileなど)
→ 若い世代のママ

・名前系(光子・千代・まりこなど)
→ 昭和世代のママ

このような形で、名前だけでもある程度はママの世代・お店の傾向が掴めます。
そのほかにも、文字のフォントや装飾・デザインにも趣向が現れやすいため、ヒントとなるでしょう。

複数のスナックを見比べると違いを感じられるので、慣れてくれば自分好みのスナックが看板だけでわかるようになります。

スナックのドアで耳をすませば

名前・看板から好みを見つけ出したら、スナックのドア付近で耳をすましてみましょう。


店内から漏れてくる声や歌声から、中の様子や雰囲気を推し量れます。

例えばこんなイメージです。

・賑やかな声が聞こえた
→ 元気なママと常連客と一緒に騒げそう、満席かも

・○○という曲が流れている
→ こんな世代のお客さんが多そう、自分の世代と近いかも

・大きな声や歌声が聞こえてこない
→ 今はお客さんが少なそう、落ち着いた雰囲気かも

・男性(女性)の声がよく聞こえる
→ 同性のお客さんが多そう、女性でも入りやすい(にくい)かも

正解・不正解は重要ではないので、思い思いにイメージを巡らせてください。
実際に入店した時の会話のきっかけにするのもお勧めです。
こうやって想像するだけでも意外と楽しいものです。

約5cmの隙間からスナックの雰囲気を伺う

ここまで来たら、いよいよ最終段階です。
入りたいと思ったスナックのドアを5cmだけ開けて、隙間から中の様子を覗いてみましょう。

そして、どんなママなのか、どんなお客さんが多く、どのような表情をしているのかを観察してみてください。
ポイントはお店の人に気づかれないように、そーっとドアを開けることです。
二重扉になっているパターンや、鈴が鳴るタイプのドアがあるため、くれぐれも慎重さを忘れずに。

まずは中の様子を見た時に感じた自分のインスピレーションを大切にしましょう。
もし何かしらの違和感を覚えた、もしくは馴染みにくい雰囲気のように思ったのであれば、入店は避けてください。
そのスナックでは、楽しめない可能性が高いからです。

少なからず相性は存在し、初心者は最初の経験が強く印象に残るため、入らないという決断が重要と言えます。
上級者になると置かれているお酒のボトルから、料金や雰囲気がわかるようになってきます。

入店したらすぐに料金交渉する

スナックの扉が重く感じる理由のひとつに、”いくらかかるかわからない”というのがあります。
あまり知られていませんが、スナックでは入店直後に料金の確認と交渉ができるのです。

そのため、入店したらまずは料金体系を確認しましょう。
特に予算が限られている場合は『予算は○○円ですが、大丈夫でしょうか』と相談し、ママの判断を仰ぐのが重要です。

良心的なスナックであれば、予算内に収まるように時間やお酒の種類を柔軟に調整してくれます。
難しいと言われたら、諦めて次の機会に訪れれば良いでしょう。

反対に、明確に料金を伝えてくれない、ママやお客さんの態度が気になる時は、丁重に断りお店を出てください。
席についてしまうと帰りにくく、後悔したタイミングではもう遅いからです。
トラブルや嫌な気持ちを避けるためにも、覚えておきましょう。

昼間の事前調査でスナックのホスピタリティを知る

気になるスナックがあったら、営業前の昼間に立ち寄ってみるのがお勧めです。
直接見えないところに、ママやお店の本質、ホスピタリティがあらわれるケースは少なくありません。

シャッター前の”おしぼり”や”ビール瓶”などが綺麗に並んでいれば、ホスピタリティの高いママがいる可能性が上がるでしょう。
同時に良いスナックである場合が多いです。
一方で、粗末な印象を受けたのであれば、接客でも同じように感じるかもしれません。

自分に合ったスナックを選ぶコツが、少しイメージできたでしょうか。
次回はいよいよ最終回。 スナックをより心地よく、そして安心して楽しむために欠かせない「マナー」や、訪れる際の心構えについてお話しします。
第4回では、「スナックを楽しむために知っておくべきマナー」を、スナ女・五十嵐の視点からわかりやすくご紹介します。

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全国1,000軒以上のスナックの扉を開きスナックを誰よりも知り尽くすスナ女®️五十嵐を始め、スナック愛好家のスタッフが扉を開いて見つけたスナックなどを随時更新中!普段なら見つからない様な隠れ家的スナックや個性的でユニークなスナックまで幅広くご紹介しております。気になるスナックを見つけたら是非訪れてみてね!

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