冬の名残を引きずった風が、少しずつあたたかくなってきた。夜道にもなんだか甘い空気が混じってくる。心がふわっと浮かぶような瞬間が、増えてきた気がする。
気づけば桜は散り、新緑がまぶしくなっている。そう、まもなく5月。心も体も、なんとなく前に進みたくなる季節がやってきます。
そんな時こそスナックの扉を開けて、誰かと話したくなる。いつもと違う人たちと”恋バナ”がしたくなる。SNSで繰り広げられる机上の空論よりも、人と人の心底からの対話を望んでいると常日頃感じます。
スナック横丁で出会えるママたちは、今日も夜を灯しながら、恋するあなたの背中をそっと押してくれるでしょう。
ここでは、そんなママたちとの会話から生まれる、恋のあるある話を3つご紹介します。
「その理想、条件じゃなくて“壁”になってない?」
優しくて、話が面白くて、経済力もあって……
そんな「理想のタイプ」を語ると、ママは決まって笑う。
「で? その人、どこにいるの?」
理想が高いことは悪くない。でもそれが、“本気の恋”から逃げるための言い訳になっていることもある。
「ほんとに恋したら、条件なんて二の次になるもんよ」
ママのひと言が、心の奥にすとんと落ちる瞬間。条件や理想を重ねたとて、結局好きになった者同士が結ばれ、独りになりたい人は独りを選択するしかない、たったそれだけの話です。
「その人、あなたの話ちゃんと聞いてる?」
デートはしてる。LINEも毎日来る。でも、なんだか噛み合わない。
そんなモヤモヤをママに話すと、首をかしげる。
「この間した話、また聞かれた?それってつまり、本気じゃないのよ」
ママいわく、本気の人は相手の話をちゃんと覚えている。
「話を聞くってことは、相手に関心があるってこと」
たったそれだけで、恋の温度は見えてくる。温度差を感じたら終わりではないけれど、また別の温もりを探しに出かける仲間探しの日々が始まるのです。
「恋を探す前に、自分のこと“好き”って言えてる?」
うまくいかない恋の終わりを迎えた時、「私って魅力ないのかも」ってつぶやくと、ママはやさしく微笑む。
「まず、自分を好きにならなきゃ。自分のことをいい女だって思えなきゃ、誰にもそう思ってもらえないのよ」
鏡を見て、「今日もよくがんばってる」って言ってみる。好きな服を着て、おいしいものを食べて、ちゃんと眠る。そうやって自分を大切にできる人に、恋はちゃんとやってくる。
春から初夏へ、空気がやわらかく変わっていく。風が新しくなるように、心の中にも小さな風が吹きはじめる。
スナックで交わすママのひと言が、まるで魔法みたいに、あなたの背中をふわっと押してくれます。人との出会い方は様々ですが、何か迷った時、つまづいた時は誰かに相談する方が気持ちが楽になりますよね。
どうしても気分が落ちやすくなりやすい時、環境の変化についていけない時。様々なシーンで「あの時に話を聞いてくれたママがいる」「またあの店に行きたい!」そう思ってくれたら遠慮なく駆け込んでみてください。
5月は、もうすぐそこ。新しい季節と全国のママが恋するあなたを待っています!
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