訪日観光客が増えるなか、日本のローカル文化に深く触れたいと考える人が増えています。そんな中で今、ひそかに注目を集めているのが「スナック」という存在です。
高級レストランや観光名所とは違う、肩の力を抜いて本音で語れる夜。言葉や文化の壁を越えて、心をつなぐ場所。それがスナックです。
今回は、外国人観光客がスナックで体験した「感動の瞬間」を5つにまとめてご紹介します。
初めての「ママ」にびっくり!
「Mama? Who is she?」スナックに入った外国人が最初に戸惑うのが「ママ」という存在。多くの人にとって、「ママ=母親」のイメージがあるため、女性店主をそう呼ぶ文化に驚きを感じるようです。
しかし、数杯飲むうちにその呼び名に込められた意味を理解し始めます。話し上手で聞き上手、誰にでもあたたかく接してくれる“母のような存在”。
「She was like a mother and a friend at the same time. I never expected to feel so welcomed in a bar!(母親であり友達のような存在。こんなに歓迎されるとは思ってなかった!)」という声も。
言葉は通じなくても心は通じる
英語が得意でないママでも、「カタコトの英語+ジェスチャー+笑顔」で、十分にコミュニケーションが成り立ちます。
あるカナダ人観光客は、「最初は不安だったけど、ママが一生懸命話しかけてくれて、安心した。文化も言葉も違うけど、心が近くなった」と語ってくれました。
翻訳アプリや、他のお客さんの助けも借りながら、なんとか会話が成立する。そこには“通じ合いたい”という純粋な気持ちがあり、それこそがスナック文化の本質なのかもしれません。
カラオケで距離が一気に縮まる
「Let’s sing together!」という一言で、場の空気は一変します。
スナックではお客さん同士がカラオケを通じて急に仲良くなることがよくあります。あるアメリカ人は、偶然隣り合わせた日本人客とデュエットしたことで、そのまま意気投合し「次の日一緒に観光した」というエピソードも。
「音楽は国境を越える」という言葉の通り、言語の壁を越えて気持ちが通じ合う瞬間が、スナックにはあります。
“自分の居場所”があるという感覚
海外から来た観光客の中には、「どこかで浮いてしまう」「観光客として扱われることに疲れる」という人もいます。
でもスナックでは、「あなたもここにいていいんだよ」という空気が自然と流れているのが特徴。
ママや常連客が話しかけてくれたり、一緒に乾杯したり。気がつけば自分もその輪の中にいて、旅の疲れがふっと消えていく。そんな“帰属感”が、何よりの思い出になるのです。
5. また来たいと思える“人とのつながり”
スナックで出会った人たちとSNSでつながり、その後もメッセージを交わす外国人観光客は少なくありません。
「ただのバーではなく、“人と出会う場所”だった」という感想が多く、観光地としてのスナックの可能性を示しています。
「また日本に来たら、あのスナックに寄りたい」「今度は友達も連れて行く」──そんな声が広がることで、スナック文化は世界に向けて静かに広がり始めています。
まとめ:スナックは“日本で最も人を感じられる場所”!
スナックとは、ただお酒を飲む場所ではありません。
世代も国籍も超えて、知らない者同士が自然と心を通わせる「場」です。そこには、完璧な英語も、日本文化の知識もいりません。ただ、互いを受け入れる気持ちと少しの勇気があればいい。
外国人観光客が「日本で一番印象に残った場所がスナックだった」と語るのは、そこに“人間らしさ”があるからこそ。
もしあなたが日本に来たら、ぜひ一度「スナックの扉」をノックしてみてください。思いがけない出会いが、きっと待っています。
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