スナックはお笑いの聖地かもしれない、そう気付いたのはスナックに出入りするようになってから。
ママをイジって、ツッコまれて、みんな芸人になれる場所が「スナック」かもしれませんね。全ての芸人さんへリスペクトの意を込めてまとめてみました。
1. スナックに入った瞬間、空気が変わる
「いらっしゃい〜!今日も来たのね、ヒマなの?」スナックの扉を開けた瞬間、そんなツッコミで迎えられることがある。言葉はやさしいですが少しばかり毒を持って接してくれます。
そう、スナックは“お笑いの聖地”とも言える場所です。
お酒を飲むだけじゃない。泣き言をこぼすだけじゃない。
そこには、誰かがボケて、誰かがツッコむ——そんな“笑いのキャッチボール”が日常的に繰り広げられている。
その空気感がなんとも絶妙で、クセになる。ハマっちゃうのが分かるなとつくづく感じます。
2. なぜか芸人っぽくなるスナックの会話
スナックでは、なぜか一般人が“芸人モード”になる時が。いつもは口下手な人も、不思議とテンポよく話せてしまう。隣の席に座った初対面の人との会話も、なぜか漫才のように盛り上がる。
「こっちは一人飲みなのに、そっちは合コンみたいでずるいな〜!」「飲み放題なのに、そんなに水割り薄くしてどうするの!」
——そんな一言が場を和ませ、笑いが起きます。スナックのカウンターは、ちょっとした舞台のように見えてきます。
誰もが芸を披露するわけではないけれど、誰もがちょっとだけ芸人気分になれる。それはきっと、お客さん同士の距離感と、ママの絶妙なさじ加減がつくり出す空間だからこそだと感じます。
3. “ママいじり”はスナック文化のひとつ
そして、笑いの中心にいるのがママ。ママはいじられてナンボな存在でもある。たまにそうではない方もいらっしゃるかもしれませんが…。
「ママ、眉間に皺寄せてたら顔がシワだらけになるよ?」「その服…カーテンじゃないよね?」
そんな軽口も、ママは笑って受け流し、ときには見事な切り返しで倍返ししてくれる。この“ママいじり”も、スナックならではの文化。
もちろん、行き過ぎは禁物だけれど、信頼関係の中で交わされるユーモアは、会話をグッと深めてくれる。
いじる、いじられる、ツッコむ、笑う——
その繰り返しが、スナックを“ただの飲み屋”から“笑いのある居場所”に変えています。
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4. 笑いが生まれる場所は、人が元気になる場所
笑いには、人を元気にする力がある。スナックで交わされる冗談やツッコミは、気取らず、飾らず、だからこそ沁みる。
日々のストレスも、仕事のモヤモヤも、誰かの一言でスーッと軽くなる感じがたまりません。
「笑いながら飲んだ夜」は、いつまでも記憶に残るなあと。そして何より、スナックには“笑いを許す空気”がある。
うまく話せなくてもいい。うまくオチなくてもいい。そのゆるさが、笑顔を生みます。
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5.まとめ:養成所も良いけどスナックも良い
スナックは、大げさに言えば誰もが芸人風になれる場所です。ママにツッコまれたり、常連をイジったり——
一杯飲みながら、みんなで笑って、また明日がんばろうと思える。
それこそが、スナックの魅力。
やっぱり、スナックはお笑いの聖地!コミュ力が弱い時こそスナックへGo!
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